簿記3級を受験しようと考えたとき、統一試験(紙の試験)とネット試験(CBT試験)のどちらで受けた方がいいの?と思う方が多いのではないでしょうか。
- ネット試験(CBT試験)は紙の試験と何が違うの?
- 紙の試験と比べて難易度はどうなの?
- 試験当日はどんな流れで進むの?
この記事では、簿記3級のネット試験(CBT試験)について申込方法・当日の流れ・持ち物・注意点・合格のコツまでをわかりやすく解説しています。
- CBT試験の全体像がわかる
- 当日の流れがイメージできる
- 何を準備すればいいか明確になる
はりぃ「失敗せずに一発で合格したい」という方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
簿記3級CBT試験(ネット試験)とは?


簿記3級のCBT試験(ネット試験)とは、全国のテストセンターに設置されたパソコンを使って受験する試験形式です。
- 試験はパソコンで解答
- 好きな日程、会場を選べる
- 試験終了後すぐに合否がわかる



簡単に言うと紙の試験がデジタルになったイメージです。
CBT試験と統一試験の違い
| 項目 | CBT試験 | 統一試験 |
|---|---|---|
| 試験形式 | パソコン | 紙 |
| 日程 | テストセンターが定める日時 (自由に選択可能) | 年3回 (6月第2週、11月第3週、2月第4週の日曜日) |
| 申込期間 | 試験日の直前まで申込可能 | 試験日の約2ヶ月前から申込受付 |
| 試験会場 | 全国のテストセンター (自由に選択可能) | 全国の商工会議所が指定する会場 |
| 合否基準 | 3級:60分 難易度はCBT試験・統一試験共に同じ | |
| 受験料 | 3級:3,300円 ※CBTサポートセンターから申込の場合、別途事務手数料550円が必要 | 3級:3,300円 |
| 合否発表 | 試験終了後即時 | 後日発表 (2〜3週間後) |
どちらがおすすめ?
理由はシンプルです。
- 自分のタイミングで受験できる(試験施行休止期間以外で)
- 不合格でもすぐ再挑戦できる(試験日の翌日から次の予約が最短3日後以降で可能)
簿記3級CBT試験のメリット
好きなタイミングで受験できる
CBT試験は自分で日程を選べるため、仕事や予定に合わせて受験ができます。
統一試験のように「年3回しかチャンスがない」ということがないので、準備ができたタイミングで受けられるのが大きなメリットです。
試験の施行休止期間があるので申し込み前に必ずチェックするようにしましょう。
試験後すぐに結果がわかる
試験が終わると、その場で合否が表示されます。
紙試験のように結果を待つ必要がないため、すぐに次の行動(再受験・次の資格など)に移れるのも魅力です。
何度でもチャレンジしやすい
万が一不合格でも、すぐに再受験の予約ができます。
紙の試験のように落ちたら数ヶ月待ち…ということがないので、モチベーションを維持しやすいです。
簿記3級CBT試験のデメリット
パソコン操作に慣れが必要
問題はすべてパソコン上で解くため、マウス操作や画面の切り替えに慣れていないと戸惑うことがあります。
とくに普段紙で勉強している人は、事前に模試などでパソコン操作に慣れておくと安心です。
問題に書き込みができない
紙の試験と違い、問題用紙にメモや計算を書き込むことができません。
計算用紙は試験当日に用意されますが、「どこに何を書いたか」がわかりにくくなることもあります。
簿記3級CBT試験の申込方法
申込はすべてオンラインで行います。
会場・日時を選択、予約
①希望する試験(日商簿記検定)を選択
②試験の日付・会場・時間を選択
受験料支払い
いずれかの支払方法を選択
・クレジットカード決済
・コンビニエンスストア決済
・Pay-easy(ペイジー)決済(※銀行ATM・ネットバンキング)
予約内容の確認
予約完了メールがきます。
マイページにて試験日程・会場のご案内・注意事項が明記されているので必ず確認をしましょう。
※なお受験票の発送はありません。
試験当日



申込は早めに予約しないと埋まることもあるので注意が必要です。
試験当日の流れ
- 会場に到着(10〜15分前が理想)
- 本人確認
- パソコン操作の説明
- 試験(60分)
- 終了 → その場で結果表示
会場に到着(10〜15分前が理想)
試験終了時刻の10分前までは遅刻は認められるが、試験終了時刻の繰り下げは行いません。
試験終了時刻の10分前を超えて遅れた場合は受験できず、欠席扱い(受験料の返金はしない)。
本人確認
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)を忘れないようにしましょう。
パソコン操作の説明
「受験ログイン情報シート」に記載されているIDとパスワードを入力するための説明があります。
試験(60分)
終了 → その場で結果表示
試験監督員に筆記用具とメモ用紙を返却、試験のスコアレポート(試験終了書等)を受取り、試験完了です。
合格者のみ、スコアレポート内のQRコードからデジタル合格証が取得できます。



試験が終わった瞬間に合格/不合格が出るのでかなり緊張します。
持ち物
電卓
計算問題で必須です。
普段から使い慣れているものを持っていくようにしましょう。
- そろばん、電卓のどちらかを1つを使用しても構わない
- 電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限る
- 印刷(出力)機能、メロディー(音の出る)機能、プログラム機能、辞書機能があるものは使用不可
本人確認書類
受験前の受付で本人確認のときに必要になります。
忘れると受験できない可能性があるので要注意です。
原則として氏名、生年月日、顔写真のいずれも確認できる身分証明書(運転免許証、パスポート、社員証、学生証など)を持参するようにしましょう。
注意点
会場には早めに到着する
遅刻すると受験できない場合があります。
10〜15分前には到着しておくと安心です。
- 試験終了時刻の10分前までは遅刻は認められるが、試験終了時刻の繰り下げは行わない
- 試験終了時刻の10分前を超えて遅れた場合は受験できず、欠席扱い(受験料の返金はしない)
電卓の使い方に慣れておく
とくに「メモリ機能」や「桁数」に慣れておくと、計算ミスを防ぐことができます。
時間配分を意識する
1問に時間をかけすぎると、時間内に解けなくなることもあります。



「わからない問題は一旦飛ばす」ことも大切です。
CBT試験に合格するコツ
仕訳を完璧にする
簿記3級は「仕訳」がすべての基礎です。
第1問だけでなく、第2問・第3問でも仕訳の理解が必要になります。
模試で慣れる
本番であせる一番の原因は「形式に慣れていないこと」です。
- 時間配分がわからない
- パソコン操作に戸惑う
- 問題の出題パターンに慣れていない



こういったミスを防ぐためにも本番と同様の模試を最低2〜3回は解いておくことをおすすめします。
解く順番
第1問 → 第3問 → 第2問の順番で解くことをおすすめします。
第2問の配点はそれほど高くないのに難易度は高めなので、後まわしにして第1問の次は第3問、残りの時間で第2問を解く方が効率がよいです。
時間配分を意識する
試験は時間との勝負です。
時間が足りなくなると感じる人が非常に多いので、あらかじめ時間配分を意識しながら試験に挑むようにしましょう。
- 第1問:15〜20分
- 第2問:10〜15分
- 第3問:25〜30分



このようにあらかじめ時間配分を決めておくと、落ち着いて解くことができます。
効率よく合格したい人へ
ここまで読んで、できるだけ早く合格したい、独学で失敗したくない、何から勉強すればいいかわからないと感じた方も多いと思います。
簿記3級は独学でも合格できますが、以下の理由で、遠回りしてしまう人が多いのも事実です。
- 勉強の順番を間違える
- 重要ポイントを見落とす
- ムダに時間がかかる
そこでおすすめなのが「通信講座」の活用です。
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自分に合った教材を使うだけで、理解スピードがかなり変わります。
よくある質問(FAQ)
CBT試験は難しい?
紙試験と難易度はほぼ同じです。
ただし、パソコン操作に慣れていないと難しく感じることがあります。
何回でも受験できる?
可能です。
不合格でも試験日の翌日より、次の予約が最短3日後以降で再受験の予約ができます。
自宅で受験できる?
できません。
必ず試験会場で受験する必要があります。
まとめ
簿記のCBT試験はこのようなメリットがあります。
- 試験はパソコンで解答
- 好きな日程、会場を選べる
- 試験終了後すぐに合否がわかる



これから受験に挑戦しようと考えている人は、まずCBT試験を検討するのがおすすめです。
