寒くなるとボディーの乾燥が気になってきますよね。
わたし自身もボディークリームをつけていても肌のカサカサが良くなるどころか、ひどくなっていくので困っていました。
寒くなるとカサカサが気になってくるよね。
乾燥しないようにしたいといろいろ調べたところ、ヒートテックが乾燥の原因だというのを知り、びっくりしました。
寒い日のインナーはヒートテックが定番になりつつありますが、この記事ではわたしのように乾燥肌を何とかしたい!あたたかいインナーが欲しい!という方へ乾燥しにくいおすすめのインナーがありましたので紹介します。
この記事が乾燥肌しやすい方のお役に立てばいいなとおもいます。
ヒートテックを乾燥肌の方にすすめない理由
なぜヒートテックは乾燥肌の方におすすめができないか気になるかとおもいます。
いくつか理由がありました。
1. ヒートテック材料と乾燥肌の関係
ヒートテックは、薄くて軽い素材で作られています。
これは保温性を高めるための工夫ですが、同時に乾燥肌にとっては問題があることがあります。
ヒートテックの主要な素材はポリエステルとポリウレタンで、これらの素材は空気中の湿度を奪いやすく、肌の水分を奪いかねません。
乾燥肌は本来、水分不足が問題なので、このような素材が肌を乾燥させる原因となります。
2. ヒートテックの密着感と乾燥肌への影響
ヒートテックは体に密着する設計がされているため、通気性が悪くなりがちです。
乾燥肌の方は通気性の良い素材を選ぶことが大切で、密着感のある服を着ることで肌の湿度が奪われやすくなってしまいます。
その結果、肌の乾燥が進んでしまいます。
3. 摩擦による刺激
ヒートテックは肌に直接触れる部分に着用することが多いですが、そのときに摩擦が発生しやすいです。
乾燥肌は肌のバリア機能が低下しており、摩擦による刺激が肌を傷つけ、かゆみや赤みを引き起こす可能性があります。
肌がかゆくなる原因は摩擦による刺激だったんだね。
4. 長時間の着用が難しい
ヒートテックは長時間着用することが多いですが、乾燥肌の方にとっては長時間の着用が難しいです。
長時間の着用により肌への負担が増え、乾燥が悪化しやすくなります。
ヒートテックの着用は最初から避けたほうが良さそうだね。
コットン素材インナーのメリット・デメリット
乾燥しやすい方へおすすめの素材はコットンになります。
コットンをおすすめしますがデメリットもあるのでチェックしましょう。
メリット | デメリット | ||
---|---|---|---|
冬はあたたかく、夏はすずしい | (理由) 冬は体温を外に逃さず空気の層となってとどまってくれるのであたたかい。 夏はコットンの中心部分が空洞となっているので汗を吸収して放出する時に体温を下げてくれるからすずしく感じる。 | 縮みやすく、シワになりやすい | (原因) 洗濯するときに吸った水分で膨張してしまった糸が、乾燥によって元の状態に戻ろうとして縮んでしまうから。 (対策) 脱水後は早めに取り出し、引っ張ってよく伸ばすように干すことで縮むことを多少避けられる。 |
肌触りがよい | (理由) コットンの繊維は繊維端が尖っていないため、肌への刺激は少ない。 | 乾きにくい | (原因) 吸った水分を蒸発するのに時間がかかってしまうから。 (対策) 干すときには生地が重ならないようにして、乾きやすい場所に干す。 |
静電気が起こりにくい | (理由) 天然素材なので吸水性や吸湿性が高く、水分率が高いので、電流を逃がしやすくなり静電気が起きづらくなる。 インナーにぴったりの素材。 | 色落ちや変色することがある | (原因) 染まりやすい反面、濃い色のものは、染料を多く使用しているため色落ちしやすい。 (対策) 洗濯は、色物と分けて洗濯したり、洗濯ネットを使用したりするとよい。 |
着てみてよかったおすすめコットンインナー
コットンのメリット・デメリットを比べてみて、実際に着て良かった乾燥肌の方におすすめのインナーウェアはこちらになります。
無印良品のコットンインナー
無印良品の「あったか綿シリーズ」のコットンインナーです。
綿、綿厚手タイプ、綿ウール入りと素材の厚さがちがうもの、形もキャミソール、タンクトップ、半袖、長袖とさまざまな種類があるので好みに合わせて選ぶことができます。
わたしはUネックが欲しかったのでウールタイプではなく、厚手タイプにしました。
厚手なのでしっかりとした生地、作りをしているといった印象で着心地は生地が思っていたよりも伸びませんが、暖かいです。
- 綿96%、ポリウレタン4%
- 綿本来の吸湿発熱(湿気を吸収して発熱する、天然の機能性素材)
- 繰り返し洗濯をしてもあたたかさが続く
- 肌の乾燥をおさえる(肌の油分を過剰に吸収することのない綿を使用)
- 静電気をおさえる自然素材の組合せ(ウールのニットなどを重ね着しても静電気が起きにくい)
いちばん下の「あったか綿Uネック八分袖Tシャツ」は生地がいちばん薄手だから秋〜春先まで長いシーズン着られるインナーだよ。
グンゼのコットンインナー
グンゼの「着るコスメ」コットン100%インナーです。
こちらは無印良品のインナーよりは生地が薄いですが、伸びがとてもよく着心地がよかったです。
美容成分配合なので着ることで肌が乾燥しにくくなるのかな?とおもいながら着ましたが、いつもよりは乾燥が気にならなくなったので効果が多少あるとおもいます。
- 綿100%
- 脇の縫い目がない
- 美容成分配合(肌の弱い方も安心な天然保湿成分スクワランを配合)
- 美容成分配合(素肌の健康に欠かせないコラーゲンを配合)
- 抗菌・防臭(涙に含まれている抗菌成分を配合。肌に馴染みやすく、素肌を清潔に保ち汗のニオイも防ぐ)
まとめ
ヒートテックは一般的には寒い季節に人気のアイテムですが、乾燥肌の方にはあまりおすすめできません。
その代わりにコットン素材のインナーを選ぶことで、快適で健康な肌を保つことができます。
- 体温を外に逃さず空気の層となってとどまってくれるのであたたかい
- コットンの繊維は繊維端が尖っていないため、肌への刺激は少ない
- 吸水性や吸湿性が高く、水分率が高いので、電流を逃がしやすくなり静電気が起きづらくなる
乾燥肌の方や乾燥が気にならない方も予防として、綿素材のインナーを選んで、寒い季節も快適に過ごしましょう。