FP3級は合格率が高いので取得がやさしいと言われている国家資格です。
取得がやさしいと言ってもどう勉強してよいのかわからなかったりします。
わたし自身も効率のよい勉強方法がないかいろいろ調べました。
調べている時間に勉強できそうだけど。。
そこで勉強方法を調べる時間をすこしでも時短、その時間を勉強の時間にあてられるようにこの記事では勉強方法、試験対策を紹介します。
これからFP3級の受験をされる方の参考になればとおもいます。
- FP3級の合格率と合格ライン
- FP3級の勉強時間
- FP3級の勉強方法
- FP3級のおすすめテキストと問題集
- 勉強以外で試験前にやっておいた方が良いこと
FP3級の合格率と合格ライン
2023年5月実施のFP3級FP協会、きんざいの合格率は以下になります。
合格率はFP協会の方が高いので保険関係の仕事の方や保険分野が得意な方以外はFP協会での試験をおすすめします。
2023年5月実施試験結果 | 学科・実技 | 合格率 | 合格ライン |
---|---|---|---|
FP協会 | 学科試験 | 88.25% | 60点満点中36点以上 |
実技試験 (資産設計提案業務) | 86.83% | 100点満点中60点以上 | |
きんざい | 学科試験 | 54.13% | 60点満点中36点以上 |
実技試験 (個人資産・相談業務) | 61.58% | 50点満点中30点以上 | |
実技試験 (保険顧客・資産相談業務) | 58.91% |
FP3級の勉強時間
FP3級の勉強時間は50〜100時間と言われています。
1ヶ月〜2ヶ月くらいかけて試験に挑む方が多いので50時間勉強した場合の目安は以下になります。
そして過去問題から出題されることが多いので試験前は過去問題を多くのをおすすめします。
50時間の場合
- インプット(テキスト)に20時間
- アウトプット(問題集)に20時間
- 過去問題に10時間
FP3級の勉強方法
一般的に通信講座か独学で勉強する方が多いです。
独学では不安という方は通信講座でまなぶのをおすすめします。
数ある通信講座の中でコスパよく、効率よくまなぶことができるのはスタディング
気になる方は無料で講座を試すこともできます。
わたしの場合は、このように勉強しました。
- テキストを元に、ほんださんのYouTube動画を見る。
- 動画で見た同じ範囲をテキストで読む
- 動画で見た同じ範囲の問題集を解く
- まちがえたところの理解をするためにYouTubeで復習
- 過去問道場で過去問を解く
①〜④をまず繰り返しました。
テキストを元にYouTubeで講義動画を見る
YouTubeは「ほんださん / 東大式FPチャンネル」 の動画がかなりわかりやすくおすすめです。
LECのFP合格のトリセツシリーズのテキストを元に動画を作っているのでトリセツシリーズとセットで勉強するのが効率よくまなぶことができます。
動画で見た同じ範囲をテキストで読む
インプットとして、Kindle版のFP3級 合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版 2023年版 FP合格のトリセツシリーズ
テキストをただ読むだけでなく動画で解説を聞きながら学んだので、たいへん覚えやすかったです。
iPadを使った具体的な勉強方法は以下の記事で紹介しているので一緒に読んでいただけると、よりiPadでの勉強方法がわかります。
動画で見た同じ範囲の問題集を解く
次はアウトプットとして、テキストと同じFP3級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版 2023年版 FP合格のトリセツシリーズ
問題集は3周くらいしてFPの問題に慣れていきました。
まちがえたところをYouTubeで復習
テキストでインプットした時のようにiPadに問題集とほんださんのYouTube動画の画面を映し出して、間違えたところの復習をしました。
問題集にも解説は載っていますが、文章よりも解説があった方がわかりやすかったのでほんださんのYouTubeと一緒に勉強したいという方にはトリセツシリーズのテキストと問題集はおすすめです。
過去問道場で過去問を解く
試験前は⑤過去問道場で過去問を多く解くようにしました。
過去問道場には過去の試験で出題された学科と実技問題があり、じぶんの苦手分野も即わかるので苦手を克服しやすいです。
スマホからも問題を解けるので隙間時間にも勉強できます。
ほんださんの動画に沿ったテキストは以下で紹介します。
FP3級のおすすめテキストと問題集
ほんださんのYouTube動画ではLECのFP合格のトリセツシリーズを元にした講義動画なので、このシリーズのテキストと問題集、過去問があればFP初心者でもスムーズに勉強ができます。
Kindle版もあるのでわたしのようにiPadに取り込んで勉強することもできます。
実際に使用して本当にわかりやすくて良かったのでおすすめです。
勉強以外で試験前にやっておいた方が良いこと
試験前は過去問を解きまくることのほかに実際、試験を経験し勉強以外でもやっておいた方が良いことがあったので紹介します。
- 試験会場までのアクセスを調べる
- ランチを取れる場所(お店)を調べておく
- 腕時計など準備物の用意をする
- 試験当日の様子を確認する
試験会場までのアクセスを調べる
試験会場は自分で選ぶことができません。
希望以外のエリアになることもあるので、余裕をもって会場に行けるように調べておくことは必須です。
ランチを取れる場所(お店)を調べておく
試験の時間は以下のようになっていて、午前中の学科試験は開始の60分後から退室しても良いことになっています。
学科試験着席時間 | 学科試験時間 | 実技試験着席可能時間 | 実技試験時間 |
---|---|---|---|
9:40 | 10:00~12:00(120分) | 13:10 | 13:30~14:30(60分) |
11時に退室した場合、午後の実技試験まで約2時間空くので、滞在できる場所が試験会場付近にあるかを調べておくのも必須です。
実技試験前にテキスト見直しもしたいですよね。
腕時計など準備物の用意をする
試験会場に時計がない場合があります。
わたしが受験した会場には時計がなかったので腕時計をしていって本当によかったです。
腕時計があるおかげで時間配分ができました。
腕時計はなんでも良いわけではなく、ダメなものもあるので注意が必要です。
ほかにも試験当日に机上においてはいけないものなどルールがあるので、それもチェックしておくのは必須です。
机上に置けるもの、置けないものリストは以下になります。
- 受検票(本人確認書類に顔写真がない場合、証明写真を貼付)
- 本人確認書類
- 筆記用具(HBの鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
- 計算機
- ペットボトル飲料(中身の見えるものに限る、炭酸飲料は不可)
- ペンケース
- スマートフォン
- スマートウォッチ
机上に置けるものリストの計算機については以下の記事でくわしく紹介していますので、一緒に読んでいただけると、使ってよい計算機がわかります。
まとめ
この記事ではFP3級の勉強時間の目安、勉強方法、使用してよかったテキストと問題集、勉強以外で試験前にやっておいた方が良かったことを紹介しました。
FP試験は過去問から出題されることが多いので、問題集を何周かすることが大事です。解いていくうちに問題の傾向もわかってきます。
- テキストを元にYouTubeで講義動画を見る
- 動画で見た同じ範囲をテキストで読む
- 動画で見た同じ範囲の問題集を解く
- まちがえたところをYouTubeで復習
- 過去問道場で過去問を解く
FP試験に向けてすこしでも参考になればとおもいます。