【簿記3級試験対策】試験の時間配分・問題を解く順番を解説

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簿記3級の試験は60分と時間制限があります。

60分の制限時間内にすべての解答が終わり、そして見直しの時間もほしいですよね。

はりまる

時間内にぜんぶ終わるかわからないし、できれば時間配分を考えて試験にのぞみたいな。

時間配分を考えないで試験にのぞむことは、試験失敗につながるのでおすすめしません

しっかりと時間配分をしつつ、そして問題を解く順番を決めてから試験にのぞむようにしましょう。

この記事では簿記3級の試験での時間配分と問題を解くおすすめの順番を経験をもとに解説します。

この記事でわかること
  • 簿記3級試験の試験内容
  • 試験での時間配分・解く順番(1問目を15分→3問目を25分→2問目を10分の順で解く
  • ネット試験対策
目次

簿記3級の試験内容は?

簿記3級の試験内容を項目ごとに解説します。

試験時間

簿記の試験は2021年6月の改定から試験時間が短くなりました。

試験時間はネット試験、統一試験ともに60分です。

試験時間
簿記3級(商業簿記)改定前120分 → 改定後60分
はりぃ

60分も試験時間が短くなったのはきついですね。
時間が足りないと感じないように対策は必須です。

問題内容・問題数・配点

簿記3級は商業簿記から出題されます。

「商業簿記」は、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。

商工会議所の検定試験_試験科目

問題数は大問が3問、大問1つに対して小問が1〜15問あります

第1問の仕訳は15問もあるので、時間をかけずに解くことができるようにしましょう。

問題(大問)問題内容問題(小問)数配点
第1問商業簿記の仕訳15問45点
第2問補助簿・勘定記入
穴埋め語句記入
2問20点
第3問決算整理後の試算表
精算表作成
財務諸表(B/S、P/L)
いずれか
1問35点
はりぃ

仕訳問題の配点は45点と高いので、落とすことがないように仕訳に慣れることが大事です。

各問題の時間配分・解く順番

試験では各問題の時間配分をあらかじめ決めておくことをおすすめします。

解く順番は第1問→第3問→第2問、見直しの時間も忘れないようにしましょう。

問題を解く順番時間配分
第1問商業簿記の仕訳15分
第3問・決算整理後の試算表
・精算表作成
・財務諸表(B/S、P/L)
いずれか
25分
第2問・補助簿選択・勘定記入
・穴埋め語句記入
10分
見直し10分

第1問目を15分間で解く

第1問目は15問の仕訳問題が出題されます。

第1問目の時間配分は15分で設定した場合は、1問1分を目安に解くようにしましょう

配点は1問3点、トータル45点で大きいので、落とさないように仕訳に慣れるようにしましょう。

第3問目を25分間で解く

第1問目の次は第2問目ではなく、第3問目を解くようにしましょう

第3問目は決算整理後の試算表作成、精算表作成、財務諸表(B/S、P/L)作成のいずれか決算問題が出題されます。

25分間じっくりと時間をかけますが、ここも仕訳がしっかりと習得できていればかんたんに解くことができます。

第2問目を10分間で解く

第3問目が終わったら第2問目を解きます。

第2問目は小問が2問あり、補助簿・勘定記入、穴埋め語句記入が出題されます。

補助簿は種類が多く、詳細は以下になります。

補助簿選択

補助簿選択では、取引がどの補助簿に記入されるのかを選択します。

補助簿はぜんぶで10種

補助簿記入する内容
現金出納帳現金の入出金を記録する帳簿
当座預金出納帳当座預金に関する取引の明細を記録する帳簿
小口預金出納帳小口現金の補給や支払いを記録する帳簿
支払手形記入帳取引による支払手形の増減にともない、
支払手形に関する情報を記帳する補助記入帳
受取手形記入帳受取手形の増減にともない、
手形ごとに振出人や期日などを記入
仕入帳仕入取引に関する内訳明細を記録する帳簿
売上帳売上取引に関する内訳明細を記録する帳簿
商品有高帳在庫を商品の種類別に記録する帳簿
買掛金元帳「仕入先元帳」とも呼ばれ、買掛金残高を取引先ごとに管理する帳簿
売掛金元帳取引の発生順に取引先ごとに取引内容を記録、売掛金を管理する帳簿
はりぃ

これは現金が動いている取引だなと一連の取引の流れが把握できると補助簿選択はスムーズにできます。

勘定記入

勘定記入は、取引内容に基づいて各勘定を作成し解答していきます。

仕訳、勘定記入のやり方を覚えていないと解答することができない問題です。

穴埋め語句記入

仕訳の暗記だけではなく、簿記の論点がインプットされていれば解くことができる問題です。

簿記の論点、仕訳の仕組みを理解できるよう学習しましょう。

残り10分間で見直しをする

残った10分間でかならず見直しをしましょう。

桁の入力間違い、仕訳を逆にしてしまったなどのミスがないように確認します。

3問目の決算整理後の試算表作成、精算表作成、財務諸表(B/S、P/L)作成は、借方、貸方の数字が違っていても、部分点をもらえるのであきらめずに見直しをするようにしましょう。

ネット試験対策

ネット試験は操作が不安という人が多いです。

操作の不安をなくし、実力を発揮するためにはネット試験対策をかならずするようにしましょう。

市販のテキストや問題集でもネット試験対策がされているものがありますが、質問ができたりなどサポートがしっかりとしているものの方が簿記初心者には安心です。

通信講座を受講することで簿記に慣れるのがはやいのと、次へのステップとして2級を目指したい場合に簿記の基礎を正しく理解することができます。

そこでサポート体制がしっかりとしている通信講座を紹介します。

数ある通信講座の中でもおすすめは、クレアールです。

クレアールの特徴

  • ネット試験対策プログラムあり
  • 簿記検定試験合格に照準を当て、ムダな部分を徹底的にはぶいて確実に合格を狙う学習指導
  • 質問回数無制限
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まとめ

この記事では簿記3級の試験内容、試験での時間配分・解く順番、おすすめの通信講座を紹介しました。

簿記3級試験時間

試験時間
簿記3級(商業簿記)改定前120分 → 改定後60分

問題内容・問題数・配点

問題(大問)問題内容問題(小問)数配点
第1問商業簿記の仕訳15問45点
第2問補助簿・勘定記入
穴埋め語句記入
2問20点
第3問決算整理後の試算表
精算表作成
財務諸表(B/S、P/L)
いずれか
1問35点

各問題の時間配分・解く順番

問題を解く順番時間配分
第1問商業簿記の仕訳15分
第3問・決算整理後の試算表
・精算表作成
・財務諸表(B/S、P/L)
いずれか
25分
第2問・補助簿選択・勘定記入
・穴埋め語句記入
10分
見直し10分

勉強をしていてわからないことを何度でも質問をすることができ、サポート体制がしっかりとしている通信講座で合格を目指しましょう。

おすすめの通信講座はクレアールです。

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