iPadを使って効率的に勉強したいけど、どう始めればいいかわからない…
最近では、紙のテキストや問題集にかわってデジタルツールをつかって学ぶ人がおおくなっています。
とくにiPadは、手書きノートやテキスト管理、動画視聴まで幅広く活用できるため、学生から社会人まで使用している人がおおいです。
まずは、以下の学習方法を参考に自分の学習スタイルに合ったツールを選ぶとよいでしょう。
- GoodNotes 6で手書きのメモや演習をこなし、Kindleでテキストと問題集を管理
- 通信講座やYouTubeの動画を活用
- 講義動画をテキストと併用して理解を深める
- YouTubeを活用してスキマ時間学習
これらの勉強方法で効率的に学習ができます。
それでは、具体的な学習法を見ていきましょう!
iPadを使った具体的な学習方法
GoodNotes 6でのインプット方法
PDFの問題集をiPadに取り込み、Apple Pencilで手書き解答
GoodNotes 6を使えば、紙の問題集をわざわざ印刷しなくても、PDF形式の教材をそのまま読み込んで利用できます。
Apple Pencilを使って手書きで解答できるため、紙と同じ感覚で学習を進めることが可能です。
- 具体例
- 問題集をPDF化し、GoodNotes 6にインポートします。
- iPadの画面上でApple Pencilを使い、直接回答を書き込んでいきます。
例えば仕訳の問題なら、貸方・借方を丁寧に記入。 - 一度解いた問題はそのまま保存しておくので、過去の解答を見返しながら進捗を把握できます。
間違えた問題を色分けし、復習の効果をアップ
間違えた箇所を赤や青などの色付きペンでマーキングすることで、どこが弱点か一目でわかります。
また、後日同じ問題を解いて再度見直すことで、復習の精度が上がります。
iPadにGoodNotes 6でインポートしたPDF化したテキストの画面、解答用紙の画面を2分割表示して勉強をすると見やすく、勉強しやすいのでおすすめです。
2画面表記
iPadのSplit Viewで画面を2分割できます。
電子書籍でのテキスト管理
スマホ、PCとも同期し、常に最新の場所から学習再開
電子書籍は、スマホやPCと同期ができるので、iPadで途中まで読んだテキストのつづきを別のデバイスで学習を再開できます。
これにより、自宅でも外出先でもスムーズに学習がすすめられます。
- 具体例
- Kindleで「簿記3級テキスト」を購入し、iPadで学習を開始。
- 外出先ではスマホで続きから読み、通勤中のスキマ時間も無駄にしません。
- PCでは大きな画面でテキストを確認しながら、他の資料と合わせて勉強することもできます。
ハイライト機能で重要ポイントを整理
重要な箇所にハイライトを引いておくと、後から見返すときに要点をすぐ確認できます。
例えば「貸借対照表の構成」などの重要ポイントに色を付けることで、復習の時間が短縮されます。
通信講座の動画を使った学習方法
講義を見ながらノートにメモを取り、理解を深める
通信講座では、プロの講師が難しい箇所を丁寧に解説してくれるため、独学での理解が難しい部分も理解しやすくなります。
動画を見ながらGoodNotes 6で要点を書き留めると、記憶が定着しやすくなります。
- 具体例
- クレアールの講義動画を視聴しながら、GoodNotes 6に要点を整理してメモ。
- 分からない箇所があれば、動画を繰り返し見て、インプットする。
- 動画の重要な部分を再生リストに追加し、いつでも復習できるようにします。
倍速再生や分割画面で効率化
講義動画を1.5倍速や2倍速で再生することで、短時間で要点を把握できます。
また、iPadの分割画面機能を使えば、片方の画面で動画を再生しつつ、もう片方でメモを取ることができます。
iPadの分割画面機能をつかった様子
(左:講義動画、右:テキスト)
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クレアールは、簿記の基礎から応用までをカバーする充実した教材と講義が特徴です。
特徴 | 詳細 |
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YouTube動画を使った学習方法
動画の倍速再生で短時間での学習を実現
YouTubeには多くの簿記やFPの学習動画があり、独学者にとって非常に便利です。
再生速度を調整することで、短時間で重要なポイントを学習できます。
例えば、1.5倍速に設定すると、30分の動画を20分で視聴できます。
- 具体例
- ふくしままさゆきのYouTubeチャンネルで「簿記3級の仕訳講座」を1.5倍速で再生。
- わかりづらい部分は一時停止してGoodNotes 6にメモ。
- 再生リストを使って自分専用の学習プランを組み立て、計画的に学習を進めます。
スマホで音声を聞き流し、スキマ時間を有効活用
動画を視聴する時間がないときは、音声だけを聞き流すのも効果的です。
例えば通勤中にイヤホンを使って簿記の講義を聞くことで、視覚を使わずとも学習が進みます。
- 具体例
- パブロフ簿記の解説動画をスマホで再生し、音声だけを聞き流す。
- 「借方・貸方」など耳に残りやすいキーワードを聞きながら、自然と理解を深める。
- 何度も聞き返すことで、苦手な分野も徐々に克服します。
簿記、FPのおすすめのYouTube動画と動画と内容がリンクしているテキストを以下で紹介します。
【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき
簿記でおすすめのYouTube動画は、簿記の学習をわかりやすくサポートする動画が豊富にそろっている「【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき」です。
簿記の基礎から応用まで幅広い範囲をカバーし、初心者でも理解しやすい内容になっています。
ふくしままさゆきさんのYouTubeの講義動画と内容がリンクしているテキストもあるので動画と合わせて見るとより、インプットがしやすいです。
なおKindle Unlimitedでテキストを購入すると0円で読むことができます。
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ほんださん / 東大式FPチャンネル
FPでおすすめのYouTube動画は、FP試験対策に特化した解説動画を提供する「ほんださん / 東大式FPチャンネル」です。
難しい金融や保険の知識を、シンプルかつ丁寧に解説してくれるのが特徴で、初学者から合格を目指す人まで幅広く活用できます。
LECのFP3級 合格のトリセツ 速習テキスト 2024-25年版 、FP3級 合格のトリセツ 速習問題集 2024-25年版に沿って講義をしているので、同じテキストで合わせるとよりわかりやすく、効率よく勉強ができます。
iPadで勉強するメリット・デメリット
iPadを使った学習の最大の魅力は、紙の教材に縛られずにいつでもどこでも学べることです。
しかし、すべての人にとって完璧なツールとは限りません。
ここでは、メリットとデメリットの両方をみて、自分に合った学習スタイルかどうか比べてみてください。
メリット
- 持ち運びが便利:何冊ものテキストを持たずにiPad1台で完結
- デジタルの強み:ハイライト、検索機能、メモなどで学習効率アップ
- クラウド同期で安心:GoodNotesやKindleは自動でデータを同期し、どのデバイスでも学習を再開可能
- 多様な学習スタイルに対応:動画視聴や音声学習など幅広く活用できる
デメリット
- バッテリー切れの不安:長時間の学習では充電器が必須
- 目の疲れ:ブルーライトの影響で目が疲れやすい
- 気が散りやすい:通知やSNSの誘惑で集中力を維持するのが難しい
- コストが高い:iPad本体やApple Pencil、アプリの購入が必要
iPadの初期費用はかかりますが、損はまったくないです。
勉強以外にもiPadはつかえるのでムダにはならないとおもいます。
iPadで勉強するために必要なツール
Apple Pencil
iPadに書き込むためにはペンが必要です。
値段がお手ごろなペンもありますが、Apple Pencilがやはり相性は良いです。
iPadの種類によって対応のApple Pencilがちがうので購入するときはチェックが必要です。
第1世代 | 第2世代 | |
対応iPad | iPad | iPad Pro iPad Air iPad mini |
GoodNotes 6
GoodNotes 6は紙のノートのように自由に書き込めるアプリです。
問題集や資料をPDFで管理をするので、問題集を手書きで解答することができます。
- ノート、ペン、消しゴムなど文房具がいらなくなる
- データをフォルダ毎にまとめられる
- iPhone、MacBookなど他のデバイスと同期ができるので見返すのがラク
電子書籍
iPadでテキスト、問題集を読むためには電子書籍が便利です。
取り込んだ電子書籍にはマーカーをすることができるので大事なところのチェックもしやすいです。
テキスト、問題集は分厚いものが多いので電子書籍だと
持ち歩くのがラクですね。
スマホやPCともかんたんに同期ができ、スキマ時間の活用に最適です。
Adobe Scan
紙のテキストや問題集をiPadに取り込む場合はPDF化できるアプリがあると便利です。
Adobe Scanで撮影したデータをPDF化することができ、キレイに補正、トリミングができます。
まとめ
iPadを使った学習は、紙の教材に比べて柔軟性が高いです。
GoodNotes 6やKindleで手書きメモやテキストを管理し、通信講座やYouTubeの動画を使うことで効率的に学習をすすめることができます。
ただし、バッテリー管理や集中力の維持といった課題もあるため、自分に合ったペースで学習することが重要です。
電子書籍、通信講座、YouTubeなどのデジタルツールを組み合わせて、自分に合った学習スタイルを見つけるようにしましょう。
- GoodNotes 6で手書きのメモや演習をこなし、Kindleでテキストと問題集を管理
- 通信講座やYouTubeの動画を活用
- 講義動画をテキストと併用して理解を深める
- YouTubeを活用してスキマ時間学習
ぜひiPadを使って効率よく勉強してみてくださいね。